私たちには、7つのチャクラだけでなく、さらにその上に存在する「第8チャクラ」という不思議な扉があることをご存じでしょうか。
見えない世界と深くつながるこの第8チャクラは、まだ多くの人に知られていない、まるで隠された宝物のような存在です。心の奥底に眠る可能性を目覚めさせ、あなた本来の光を引き出す力があると言われています。
けれども、その役割や場所、開き方については、情報が曖昧だったり、難しい言葉ばかりだったりして、なかなか手が届かないものに感じる方も多いかもしれません。
そこでこの記事では――
- 第8チャクラの「正しい場所」
- 第8チャクラが持つ「本当の意味」
- 安心して開くための「具体的なステップ」
- 第8チャクラとカルマ
- 第8チャクラとパワーストーン
これらをわかりやすく解説していきます。
第8チャクラの世界は、きっとあなたの人生を今よりずっと深く豊かなものにしてくれるでしょう。
魂レベルでの成長を加速させたいなら、スピリチュアルサポートを活用するのもひとつの方法ですよ。
第8チャクラとは? 〜7つを超えた先にある意識〜

私たちがよく耳にする「チャクラ」とは、体にある7つのエネルギーの通り道を指します。
ですが、それだけでは終わらないのが、私たちの不思議な世界です。7つを超えたその先に、「第8チャクラ」という、さらに高い意識の扉が待っています。
ここでは、第8チャクラとは何か、なぜ大切なのかを、できるだけわかりやすく解説していきます。
第8チャクラは「魂と宇宙をつなぐ橋」
まず、第8チャクラは、私たちの魂と宇宙を結ぶ橋のような役割を持っています。
第8チャクラは、肉体に直接つながる7つのチャクラとは違い、魂の記憶や宇宙との絆に関わる特別な場所です。
人間は「目に見える世界」だけで生きているわけではありません。目に見えないけれど確かに感じる直感や、ふと胸に湧く使命感。それらは、第8チャクラからのサインだと考えられています。
たとえば、「なぜかわからないけど、この道を進みたい」と心が強く引っ張られる時。それは、第8チャクラを通して、魂があなたに話しかけているのかもしれません。
第8チャクラを意識することは、「自分とは何者か」を知るための大きな一歩となります。
見えないからって、存在しないわけじゃない。魂の声は、耳じゃなく心で聴くものだ。
なぜ「第8チャクラ」は7つとは違うのか?
第8チャクラは「肉体」ではなく、「魂の領域」に働きかけるチャクラだからです。
7つのチャクラは、体の各部位とつながって日々の生活や感情に影響を与えています。一方で、第8チャクラは体に縛られません。もっと大きな、時間も空間も超えた場所と繋がろうとするのです。
たとえば、7つのチャクラが「人としてどう生きるか」を支えるなら、第8チャクラは「なぜ人間として生まれてきたのか」という問いに答えようとします。
第8チャクラは、目の前の生活だけでなく、「人生の大きな地図」を読み解く鍵となるのです。
毎日を生きるだけじゃ足りない。なぜ生きるのか、そこに向き合う覚悟が要るんだ。
第8チャクラのイメージを掴むために
少し難しく感じるかもしれませんので、イメージしやすいように整理してみましょう。
チャクラ | つながるもの | テーマ |
---|---|---|
第1〜第7チャクラ | 体・心 | 生きるための力、バランス |
第8チャクラ | 魂・宇宙 | 魂の記憶、使命、普遍意識 |
つまり、第1〜第7チャクラが「地上での旅」を助けるものであるのに対して、第8チャクラは「天とつながるための扉」ということができるでしょう。
旅は、地上を歩くだけじゃない。空を見上げることで、本当の道が見えてくる。
第8チャクラの【場所】

第8チャクラは、私たちの体の中には存在しません。では、いったいどこにあるのでしょうか?
ここでは、第8チャクラの正確な位置やイメージの仕方について、わかりやすく解説していきます。
第8チャクラは「頭の上30センチ」にある
第8チャクラは、頭頂のすぐ上、約30センチほど浮かんだ場所にあるとされています。
一般的な7つのチャクラは体の内部にありますが、第8チャクラだけは「体の外」、つまり肉体を超えた場所に位置しています。これは、第8チャクラが肉体ではなく、魂や宇宙とつながる役割を持っているためです。
イメージするなら、あなたの頭のてっぺんから、ふわっと上に伸びた一本の光の糸。その先に、やわらかな光の玉が浮かんでいるような感覚です。
第8チャクラを意識するときは、自分の「外側」にも感覚を広げることが大切なのです。
見える範囲だけが、世界じゃない。心の目を、もっと遠くへ向けよう。
第8チャクラはどんな風に感じる?
第8チャクラを感じるときは、温かい光に包まれるような感覚が生まれることが多いです。
このチャクラは、ただのエネルギーの通り道ではありません。
あなたの魂の記憶や、もっと大きな宇宙の愛が流れ込んでくる場所だからです。だから、体の外にあるにもかかわらず、深い安心感をもたらしてくれるのです。
第8チャクラに意識を向けたとき、じんわりとした温もり、軽やかさ、または「無限に広がっていく感じ」を体験する方もいます。
無理に感じようとせず、ただ「そこにある」と信じるだけでも、第8チャクラは少しずつ開いていきます。
力を抜くことだ。魂は、焦る者に声を届けたりはしない。
第8チャクラの「位置」をイメージしやすくする方法
第8チャクラは目に見えないため、最初はイメージが難しいかもしれません。そんな時は、次のような方法を試してみましょう。
これらのイメージを使うことで、体の外にあるチャクラも少しずつ身近に感じられるようになります。
感じる力は、育てるもの。最初は小さな光でも、信じて磨き続ければいい。
第8チャクラと「第7チャクラ」の違い
最後に、第8チャクラと、第7チャクラ(頭頂部にあるチャクラ)との違いについても整理しておきましょう。
チャクラ | 場所 | 主なテーマ |
---|---|---|
第7チャクラ | 頭頂(体の中) | 精神の成長、悟りへの入り口 |
第8チャクラ | 頭の上30センチ(体の外) | 魂の記憶、宇宙意識との統合 |
つまり、第7チャクラが「個人の完成」を目指す場所なら、第8チャクラは「個を超えたつながり」に開かれる場所だと言えます。
個を極めた先に、無限が広がる。そこに行く覚悟はあるか?
第8チャクラの【役割】

第8チャクラには、ただのエネルギーの通り道以上の大きな意味があります。ここでは、その【役割】について、わかりやすく解説していきます。
役割① 魂の記憶を開く
第8チャクラは、「過去世」や「魂の記憶」と深く関係しているとされます。私たちは今の人生だけでなく、たくさんの人生を旅してきた存在。その記憶の扉を開くのが第8チャクラの仕事のひとつです。
こうした感覚も、第8チャクラの働きによるものと考えられます。魂の記憶を感じることで、「今ここに生きる意味」が深く理解できるようになります。
魂の記憶を思い出すと、人生の本当の地図が見えるようになる
役割② 宇宙の意識とつながる
また第8チャクラは、ただ個人の魂とつながるだけではありません。それは、さらに広い「宇宙の意識」とも結びついているといわれます。
このような体験も、第8チャクラの開きによるものです。
宇宙とのつながりを感じることで、孤独感や不安がやわらぎます。「私はひとりではない」と、心の奥から思えるようになるのです。
宇宙とつながることは、思っているよりずっと自然なことだ
役割③ 使命や役割を思い出させる
人はみな、この世界で果たすべき役割を持って生まれてきたといわれています。しかし、日々の忙しさや悩みの中で、それを忘れてしまうこともありますよね。
これも、第8チャクラの力によるものとされています。使命を思い出すと、人生に迷いが少なくなり、行動に力強さが生まれるのです。
使命に目覚めるときに起きる変化
- 小さな不安に動じなくなる
- 人にどう思われるかが気にならなくなる
- 直感に自信が持てるようになる
使命に目覚めた者だけが、本当の自由を手にする
第8チャクラを開く方法

第8チャクラは、ただ願っただけでは開きません。ていねいに意識を向け、日々の積み重ねを大切にすることで少しずつ開かれていきます。
ここでは、【具体的な開き方】をわかりやすくご紹介していきます。
まずは第7チャクラまで整える
第8チャクラを開くためには、その手前の第1〜第7チャクラがきちんと整っていることが前提となります。
第7チャクラまでが乱れていると、エネルギーが上手く流れず、第8チャクラにも届かないからです。
このような状態なら、第8チャクラにアクセスする前にまず基本のバランスを整える必要があります。
いきなり高いところを目指すよりも、土台をしっかり作ることが何より大切です。
チェックリスト:第7チャクラまでが整っているか?
- 体の調子が安定している
- 前向きな気持ちを持てる
- 自分を大切にできている
- 他人を許す気持ちがある
高い塔も、しっかりした土台がなければすぐに崩れてしまいますよ
自然の中で静かに過ごす
第8チャクラを開くには、自然とふれあう時間を意識的に作ることがとても効果的です。
第8チャクラは宇宙的な意識とつながる役割を持っているため、都会の喧騒(けんそう)ではなかなか本来の力を発揮できません。
自然は、宇宙のリズムと同じ「静けさ」や「調和」を持っているからです。
このように、自然と一体になる時間が第8チャクラの目覚めをやさしくサポートしてくれるのです。
自然の中に答えは落ちている。ただ、それに気づけるかどうかだ
日常の中で「今ここ」に集中する
第8チャクラを開くためには、「今この瞬間」に意識を向ける習慣が大事です。
過去を悔やんだり、未来を心配したりする心は、エネルギーを濁らせてしまいます。第8チャクラは、すっきりと澄んだ意識の上にしか開かれない性質を持っています。
こういった一見地味なことの積み重ねが、大きな目覚めへの近道になります。
「今ここ」を意識する簡単トレーニング
- 5秒間、深呼吸をしてから行動する
- 目に映った色や音をひとつひとつ味わう
- 感謝できることを3つ心で唱える
未来ばかり見ている者は、今を生きられない。今を生きなければ、何も開かない
魂に向き合う時間を作る
魂に耳を傾ける静かな時間を持つことも、第8チャクラを開く大切な方法です。
第8チャクラは、騒がしい心の中ではその声を聞かせてくれません。魂と向き合うには、意識的な「静寂」が必要なのです。
外側ばかり見ていては、本当の自分には出会えません。魂の声は、静かな場所で、そっと語りかけてくれるのです。
道に迷うことは、次の扉を見つけるチャンスだ。
第8チャクラとカルマの深い関係

第8チャクラとカルマには、実は切っても切れないつながりがあります。ここでは、その関係について、わかりやすく解説していきます。
第8チャクラは「魂の記憶」の倉庫
まず結論から申し上げると、第8チャクラとは「魂が今まで積み重ねてきた記憶」を納める場所であると考えられています。
この魂の記憶には、良いことも、辛かったことも、すべてが含まれています。それが、私たちの運命や性格に静かに影響しているのです。
忘れたつもりの過去も、心の奥ではちゃんと覚えている
つまり、第8チャクラは、過去から未来へと続く魂の流れ――すなわちカルマをつなぐ、大切な橋渡し役なのです。
このように、私たちが無自覚に背負っているものも、第8チャクラに記録されております。
なぜカルマと向き合う必要があるのか?
第8チャクラを目覚めさせるためには、避けて通れないのが「カルマとの向き合い」です。なぜなら、魂の奥底にためこんだ未解決の思いが、第8チャクラを重たく閉ざしてしまうからです。
この作業は、一見すると大変そうに思えるかもしれません。しかし、本当に自分らしく生きるためには、とても大切なステップなのです。
心の荷物を軽くしてこそ、翼は大きく広がる
第8チャクラに刻まれたカルマを癒す方法
では、具体的にどのようにカルマを癒していけばよいのでしょうか。ここでは、すぐに取り組める方法をいくつかご紹介いたします。
方法 | 内容 |
---|---|
自分を責める気持ちを手放す | 過去の失敗を「学び」と受け止め直す |
許しの心を育てる | 他人だけでなく、自分自身をも許していく |
感謝の習慣をもつ | 小さな幸せにも感謝して、心を温める |
自然とふれあう | 大地や空とつながり、魂を浄化する |
これらを日々、無理なく続けていくことが、カルマの浄化につながっていきます。急ぐ必要はありません。ひとつひとつ、小さな光を集めるように進めていきましょう。
自分の荷物に気づいたとき、本当の自由が始まる。
第8チャクラと相性の良いパワーストーン

第8チャクラを開き、魂の輝きを引き出すためには、パワーストーンの力を借りるのもひとつの方法です。
ここでは、第8チャクラと特に相性が良い石を紹介していきます。
第8チャクラに合うパワーストーンとは?
結論から申し上げると、第8チャクラに合うパワーストーンとは、「高い意識」や「魂の成長」をサポートしてくれる石です。
第8チャクラは、ただの癒しや運気アップではなく、もっと深いレベルでの目覚めを促す場所だからです。
真に高めたいなら、心の奥を見つめる石を選ぶことだ
第8チャクラに合う石は、見た目にも透明感があり、白や金色、淡い紫など、高貴な色合いを持つものが多い傾向にあります。
石の名前 | 特徴 | サポートする力 |
---|---|---|
セレナイト | 透明感のある白い石 | 心を清め、高次の存在とつながる力を高める |
アゼツライト | 銀色に近い白い輝き | 魂の進化を加速させる |
ヘブンアンドアースストーン | 神秘的な白〜金色 | 宇宙意識への目覚めを助ける |
ラブラドライト(白系) | 青白い光を放つ石 | 隠された才能を引き出す |
レムリアンクォーツ | 透明な水晶に刻まれた線 | 過去生の記憶にアクセスする助けとなる |
このような石は、ただ持つだけでも第8チャクラの「目覚め」のサポートをしてくれます。さらに意識的に使うと、その効果はより高まるでしょう。
パワーストーンを使った第8チャクラの開き方
せっかくパワーストーンを使うなら、日々の暮らしの中でうまく取り入れていきたいものです。ここでは、誰でもできる簡単な使い方を紹介していきます。
ポイントは、パワーストーンに「お願い」するのではなく、「一緒に歩んでください」と語りかけることです。石は命ある仲間のような存在、と考えると、より絆が深まります。
石は道具じゃない。心の友だ
パワーストーンを選ぶときの注意点
どんなに有名な石でも、自分に合わなければ意味がありません。第8チャクラ用のパワーストーンを選ぶ際は、次の点に注意しましょう。
石との相性は、人それぞれ異なります。目に見えないけれど、あなたの魂がちゃんと「これだ」と教えてくれる瞬間が、きっと訪れるはずです。
魂の声を信じろ。頭で選ぶな
第8チャクラを開く際の注意点

第8チャクラを開くことは、とても尊い経験です。しかし、焦ったり、間違った方法で進んでしまうと、心や体に負担がかかることもあります。
ここでは、開く前にぜひ知っておきたい大切な注意点を詳しく解説していきます。
無理に開こうとしない
第8チャクラは、力ずくで開けるものではありません。無理にこじ開けようとすると、逆に心や体に不調が現れてしまいます。
エネルギーの流れは、とても繊細です。無理をすればするほど、本来の自然な動きを邪魔してしまうからです。
第8チャクラは、自然な成長の流れの中で、そっと開かれるものです。
花も、無理に咲かせれば枯れてしまいますよ
地に足をつけることを忘れない
高いエネルギーにふれるときこそ、しっかりと現実に足をつける意識が必要です。
第8チャクラは「高次」とよばれる世界とつながりますが、私たちの体はあくまで地上にあります。バランスを欠くと、ふわふわと現実感を失ってしまうこともあります。
高みを目指すためには、まず大地にしっかり根を下ろすことが大切です。
地に足をつけるためのポイント
- 毎日、規則正しい生活を心がける
- 食事、睡眠をしっかりとる
- 身近な人との関係を大事にする
空を見上げる者ほど、地面を踏みしめよ
自分だけで背負いこまない
ひとりですべてを解決しようとするのは、とても危険です。ときには人の力を借りる勇気も必要になります。
第8チャクラにふれると、心の奥深い部分が開かれます。喜びだけでなく、痛みや過去の傷も表に出てくることがあるのです。
こんな時は、無理をせず、必要なら信頼できる人に相談したり専門家の助けを借りましょう。
心の扉は、ひとりで開けるより、誰かと一緒のほうがずっとあたたかい。
「奇跡」を期待しすぎない
第8チャクラを開いても、すぐに世界が劇的に変わるわけではありません。期待をふくらませすぎると、かえって失望してしまうことがあります。
チャクラの開花は、あくまで内側の変化です。外側の出来事が一瞬で変わるとは限らないのです。
本当の変化は、少しずつ静かに訪れます。あせらず、自分の歩みを信じることが大切です。
奇跡は、待つものではない。気づくものだ
まとめ

今回は、第8チャクラについて、場所や意味、そして開くための具体的な方法まで、じっくりとご紹介してまいりました。
第8チャクラは、ただの知識ではありません。
それは、あなた自身が本当の自分へと還るための「道しるべ」のような存在です。上手に開き、育んでいくことで、心の奥深くに眠る力が目を覚まし、日常がもっと豊かに、もっと自由に変わりはじめるでしょう。
目に見えないものほど、大切にすると未来が変わる
とはいえ、第8チャクラの目覚めは、焦って無理に進めるものではありません。今のあなたにとって、いちばん心地よいペースを大切にしてあげてください。
もしまた迷ったり、わからないことがあったときには、いつでもここに戻ってきてくださいね。あなたの旅路が、やさしい光に包まれますように――。
第8チャクラの活性化は、日々の小さな積み重ねも大切。
直感で気になるサポートを選ぶのも、魂の声かもしれない。